アウディの〝今は〟フラッグシップSUV Q7を試乗してきました!
DSC09073

欧米では、すでに発売されているアウディQ8がフラッグシップSUVとして君臨していますが、日本では未導入で今の所、Q7がその座にいます。

ですが、2019年9月に日本にQ8が上陸することが決まりました

クーペスタイルSUVで最先端を感じさせるエクステリアは、とてもカッコイイです。

そんなQ8ですがベースはQ7ということで、Q8の発売が待ち遠しく、アウディのフラッグシップSUVを体感すべく、まずはQ7を試乗です。
DSC09078

事前にTwitterで質問して、皆さんから回答をいただき「アウディのSUV」「Q7」が人気だということが分かったので、それも兼ねてです。


今回、試乗させていただいたお店はアウディ徳島さんです。
以前、担当してくれていた営業さんが異動になったということで、引き継ぎの営業さんからメールが届いていたので、そちらから連絡をして試乗をお願いしました。

 




Q7-エクステリア-

今回、試乗したのはQ7 55 TFSI quattroです。
DSC09072

価格が9,380,000円とフラッグシップSUVに相応しい価格帯になっています(笑)

Q7には45 TFSI quattroもあり、こちらは8,120,000円になります。
展示車が45 TFSI quattroだったのですが、こちらにはS lineパッケージのオプションが装着されていました。
DSC09065

ホイールが18インチから20インチになったり、S lineエクステリアやシートがスポーツシート(ブラック(バルコナレザー))になります。これが+930,000円のオプションで、スポーティーな仕様になります。
DSC09088
↑Q7標準シート

DSC09061
↑Q7 S lineパッケージのスポーツシート

こちらが人気らしいです。55 TFSI quattroには+820,000円で装着可能です。

ボディーサイズは全長×全幅×全高が5,070mm×1,970mm×1,735mmあり、アウディのフラッグシップSUVということで、かなりボディーは大きい印象です。
以前、試乗したQ5でもデカイと感じましたが、Q7はさらに一回りデカイです。 
IMG_3598
↑Q5

関連記事はこちら>>>【Audi】Audi Q3を試乗!しかし本命はAudi Q5!?拘りのAudi初体験!!

それ故に、存在感と迫力あるエクステリアになっています。

カラーラホワイト
のボディーカラーが上品さを感じます。
フロントフェイスは大きなシングルフレームグリルが迫力あります。
fullsizeoutput_654

リアもドッシリとした大きさを感じます。ただ、個人的にはミドルサイズSUVやスモールサイズSUVによく採用されているリアウインドーが寝たシルエットの方が好みです。
DSC09076

アウディはボディーのラインが綺麗です。
DSC09096


Q7-インテリア-

試乗車のシートカラーはピスタチオベージュ(パーシャルレザー)で、明るい雰囲気でした。
DSC09080

DSC09087

インテリアも、このクラスになってくると流石に高級そのものですね。
DSC09092

ただ、ギラギラした高級感ではなく、控えめな美学というか大人な高級感ある仕上がりになっています。
僕はどちらかというと目に見えて高級という方が好きなので、もっと派手でも良いかなと思いますが、落ち着いた雰囲気が好きな方はピッタリだと思います。
DSC09093

アームレスト内にはUSBポートを完備しています。
DSC09089

キーの置き場があるのは便利ですね。僕の場合、キーケースを使用しているので、置き場があっても使えないのですが(笑)
DSC09090

オーバーヘッドコンソールやフレームレスミラーはスッキリした見た目になっています。
DSC09086

ラゲッジスペースも充分な広さを確保しています。
DSC09099

通常5シーターですが、オプションの7シーターパーケージ(¥390,000-)を選択すると、3列シートの7人乗り仕様になります。
DSC09058
(※S lineパッケージ)

流石にミニバンの3列シートには敵いませんが、SUVにしては使えると感じました。
DSC09057
(※S lineパッケージ)

これで長距離はキツイと思いますが、普段使いやお子さん用と割り切るなら問題ないと思います。それに、いざという時に5人から7人乗車に出来るのは魅力的です。
DSC09056
(※S lineパッケージ)

3列目を使用しても、普通に2列目も使用可能です。
DSC09066
(※S lineパッケージ)

2列目も、これくらいの余裕があります。
DSC09067
(※S lineパッケージ)

アウディのスイッチ類は、あえて「カチッカチッ」というクリック音がするようになっていて、こういった音にも拘られています。

45 TFSI quattroのS lineパッケージの内装は、ブラックでスポーティーな仕上がりになっています。
DSC09059

アルミペダルになっていて質感高いです。僕は無類のアルミペダル好きなので、これは外せません(笑)
DSC09060

ステアリングもスポーティーなデザインになっていますね。
DSC09062

ブラックの内装はシックで、さらに大人な雰囲気を感じます。
DSC09063

DSC09064

細かな部分にも装飾があり高級感が増しています。
DSC09068

DSC09070


Q7-試乗インプレッション-

いよいよ実際にQ7を走らせます。
エンジンスタートボタンを押し、シフトをDへ入れてパーキングを解除します。
DSC09091

大きなボディーですが、運転中はさほど気になりません。
それでも、全長5メートルを超え、全幅も2メートルに迫る巨体なので注意は必要ですが、見晴らしの良さが、それをあまり感じさせないので、楽に運転出来ます。
DSC09094
 
DSC09069
 
3L V6スーパーチャージャーは、 最大出力333ps、最大トルク440Nmを発生させて、2tを超えるボディーでもグングン進んでいきます。
それに加えて、アウディの真骨頂quattroが路面を力強く掴んでいるかのような走りを実現しています。
DSC09079

SUVはどうしてもフワフワした乗り味になりがちですが、Q7は地上高はありますが路面に吸い付く感覚が、まるでスポーツカーのようです。
 
パワフルなエンジンに8速ATを組み合わせて、上り坂やコーナーもスイスイ走れてしまいます。

燃費はJC08モードで11.7km/Lでハイオク仕様で、大きさを考えると健闘している方だと思います。 
 
Q7には2L 直4ターボもあるのですが、そちらはV6に比べて軽量なので、パワーを軽さでカバーしていてるそうです。
 
また、これだけ大きく力強いエンジンですが、車内はとても静かで静寂性が高いです。 
DSC09075

安全性能はフラッグシップモデルだけあって充実していますので、快適で安全なドライブをサポートしてくれます。
サラウンドビューモニターの用意もあるので、大きな車体ですが駐車も安心でした。 
 
 

アウディ バーチャル コックピット

アウディといえば、このバーチャルコックピットですよね。
DSC09082

12.3インチの高解像度液晶カラーディスプレイは、とても見易いです。
マップを大きく表示するか、メーターを通常表示するかもステアリングのスイッチ1つで変更可能なので便利です。
DSC09081

ダッシュボード中央には8.3インチディスプレイのMMIナビゲーションは、USBを介してスマホのコンテンツを表示することが可能です。
DSC09083

車内Wi-Fiにも対応していて、新車だと3年間は無料で使えるそうです。

通常のマップに加えて、グーグルマップを表示することも可能で、航空写真で見ることも出来ます。正直、ゴチャゴチャし過ぎて見難い感じもしますが、建物を目印にしている場合は分かりやすいです。
DSC09084

このディスプレイがアップダウン操作することが可能で、使わない時はダッシュボード内に収めることができ、前方視界がスッキリします。


まとめ

〝今は〟アウディのフラッグシップSUVのQ7は、フラッグシップに相応しいSUVでした

シングルフレームグリルや大きく存在感のあるエクステリアに、落ち着いた高級感あるインテリアは寛ぎのスペース。そして、巨体を物ともせずに駆け抜けるV6エンジンとquattroは、存分にアウディを感じる事が出来ます

これだけの大きさが必要な方は、価格的にも限られてくると思いますが、満足度は非常に高いSUVです。
トルクフルなV6エンジンも魅力的ですが、直4エンジンの特性も気になるところです。

価格は多少かかりますが、オプションのS lineパッケージはスポーティーな仕上がりになりオススメです。
 
Q7でも仕上がりが上々なので、今後、日本上陸してくるQ8も期待が出来ます。
 
気になる方は、お近くのアウディディーラーに足を運んで、実際に体感していただきたいと思います。

 

ブログのほかにTwitterもやっています。クルマのことはもちろん、日常のことやブログ更新のお知らせも発信しているのでフォローもよろしくお願いします!