フォルクスワーゲンのTiguan TDIに試乗しました!
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世界トップクラスの販売台数を誇るフォルクスワーゲンですが、ディーラーに訪れたのは初めてだったのですが、今回のTiguan試乗で、親しみやすさや万人受けしそうな部分が魅力的だと感じました。

今、世界的に人気のSUVで、その中でも丁度いいサイズ感のミドルサイズSUVのTiguanの試乗レビューをしたので、よかったら読んで下さい。

 




■VW Tiguan TDI エクステリア

今回試乗したのはTiguan TDI 4MOTION Highlineです。
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Tiguan TDIにはHighline(中間グレード)というグレードの他に、Comfortline(ベースグレード)とR-Line(スポーツグレード)が存在します。

Highlineの価格は4,989,000円です。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=4,500mm×1,840mm×1,675mmホイールベースが2,675mmあり、サイズ感はレクサスNXに似ていますが、実際に並んだところを見るとTiguanの方が小さく見えます(実際に小さいです)。

それでも、ドッシリとした力強さを感じるエクステリアはSUVらしい佇まいをしています。

ボディーカラーはピュアホワイトだったのですが、レクサスのホワイトノーヴァガラスフレークと比べても澄んだホワイトのように感じて綺麗でした。

フォルクスワーゲンらしいフロントマスクは、どこか親しみやすさも感じます。
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LEDヘッドライトはHighlineとR-Lineに標準装備で、Comfortlineにデザイン違いでオプション設定(248,400円(セットオプション))されています。
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プレスラインも国産車にはないデザインで拘りを感じます。
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サイドもフロントフェンダーからリアにかけて一直線のラインがあり、それでシャープに見えます。
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リアはフロント同様、大きなライト類が目を惹きます。
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リアもLEDテールランプが採用されています。
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足回りは18インチアルミホイールが標準装備されていていますが、乗り心地よりデザインを選ぶなら19インチアルミホイールの方がいいです(216,000円)。
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■VW Tiguan TDI インテリア

Tiguanのインテリアはシンプルで使いやすそうな印象です。
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当たり前ですが、フォルクスワーゲングループらしい作りに感じました。

シートは試乗車もでしたが全グレード、ファブリックシートですが、Comfortline以外はレザーシートをパッケージオプション(Highline=280,800円、R-Line=313,200円)で選択することが可能です。

レザーシートじゃないと、シートポジション調整が手動だったりしますが、個人的には手入れも簡単だし、ファブリックシートでも問題ないと思います。
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それよりはステアリングとシフトノブが全グレード、レザー仕様になっていることが嬉しいです。
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常に手が触れる部分の質感が高いのは好印象です。

メーターはフルデジタルメーターで、速度計、タコメーターの表示はもちろん、車両情報やマップを表示することが可能なので、ドライブ中に色々な情報を確認しやすいです(HighlineとR-Lineに標準装備)。

ナビは9.2インチ大型全面タッチスクリーンが採用されていて、さらにジェスチャーコントロールにも対応しています(HighlineとR-Lineに標準装備、Comfortline=248,400円(セットオプション))。
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後席の広さも充分確保されています。
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営業さんからトヨタRAV4オーナーさんのお話を聞くことが出来たのですが「RAV4の後席より広そう」とのことでした。

また、3ゾーンフルオートエアコンなので、後席も快適に過ごせそうです。

ラゲッジスペースは615ℓを確保していて、6:4の分割可倒式シートを倒せば最大1,655ℓまで拡大するので、普段の買い物はもちろん、旅行やレジャーなどアクティブに活躍できます。
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テールゲートは両手が塞がっていても、足をバンパー下センサーに反応させることで自動開させることができます(Comfortlineのみオプション、その他には標準装備)。
NXにも同じような機能が付いてますが、ラゲッジスペース自体は使うことが少ないので、あまり使う機会はないのですが、あれば便利な機能です。


■VW Tiguan TDI 試乗レビュー

シートポジションは少し低めに感じましたが、もしかしたら調整可能範囲だったかもしれません。
それ故に、SUVにしては低めな目線でしたが、視界は良好でした。

Tiguan TDIに搭載されるのは2ℓ直列4気筒ディーゼルターボエンジンで、最大出力150PS最大トルク340Nmを発生させます。
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ディーゼルエンジンということで、ディーゼル特有のカラカラ音が聞こえてきますが、しばらく走っていれば馴染んできて気にならなくなります。

それ以上に軽油で済むので、燃料代の安さというアドバンテージの方が勝ると思います。
ミッションは7速ATで、燃費はJC08モードで17.2km/ℓです。

車両重量1,730kgの車体を走らせるわけですが、少し重く感じました。
それでも、一般道を流すには充分なパワーがあり、ドライブモードをスポーツにすれば4MOTION(フルタイム4WD)と相まって、上り坂でも力強く加速していきます。
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走る分、よくブレーキも効き、回生ブレーキを採用していて効率よくバッテリーへの充電も行っています。

ステアリングやペダル類は遊びが少なくダイレクトな操作感で、乗り心地はしっかりしていて剛性の高さを感じました。

安全性能もグレードにより多少の違いはありますが、予防安全衝突安全二次被害防止と充実していて、レクサスNXから乗換えても不満がないレベルだと思います。


■VW Tiguan TDI 総評

初めてのフォルクスワーゲン、そしてTiguanに試乗しましたが親しみやすさみたいなものを感じました。

派手さとか尖った部分は少ないですが、正統派というか万人受けしそうなデザインは飽きもこなそうで、長く付き合えそうです。

レクサスNXと比べると、多少パワー不足を感じましたが、一般道レベルでは問題ないし、ディーゼルターボでトルクは充分にあります。

サイズ感も使い勝手のいい、丁度いいサイズだと思います。

オプションも初めから装備されているものが多く、車両価格と乗出し価格があまり差が出てこないのも魅力的です。

シンプルにSUVを楽しみたいのなら、フォルクスワーゲンのTiguanはオススメな1台なので、興味のある方は一度、試乗されることをオススメします。


■価格表、試乗店舗

Tiguan(https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/tiguan.html

TSI Comfortline 3,699,000円
TSI Highline 4,509,000円
TSI R-LIne 4,810,000円

TDI 4MOTION Comfortline 4,179,000円
TDI 4MOTION Highline 4,989,000円
TDI 4MOTION R-Line 5,290,000円

フォルクスワーゲン徳島中央(ttps://www.vw-dealer.jp/top.do?dlr=vw_tokushima_chuo


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