メガーヌ R.S. トロフィー EDC試乗しました!
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ルノーはノーマークで今回、初試乗です。

各メーカーでイメージすることがありますが、ルノーはF1のイメージがありモータースポーツと感じます。

ルノーはフランスに拠点を置く自動車メーカーで、100年以上の歴史があるそうです。

折角、試乗するなら楽しそうなヤツがいいと思い、今回はFF最速のDNAを引き継いでいるメガーヌ R.S. トロフィー EDCを選んだ訳ですが、想像以上のものでした。

今回、試乗させていただいたのはルノー徳島さんです。

 





1.ニュル FF 最速のDNA



今回、試乗したのはルノー メガーヌ R.S. トロフィー EDCです。
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ニュルブルクリンク 量産 FF 最速の記録を更新してきている、ポテンシャルの高いクルマです。

1.8ℓ直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最大出力300ps最大トルク42.8kgmを発揮します。

今回はルノー徳島さんにお邪魔して試乗させてもらいました。

初ルノーだったのですが、お店の前にはズラっとルノー車が並んでいてワクワクします。
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ショールーム内も綺麗でオシャレな雰囲気でした。
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スタッフさんの方々も笑顔で対応されていて、どちらかというとアットホームな印象を受けました。

試乗は「好きなように乗ってきてもいいし、同乗でも、どちらでもいいですよ」と言ってくれたのですが、車両説明を聞きたかったので今回は同乗試乗でお願いしました。
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試乗車はジョン シリウス Mという、ルノーらしいイエローでとても綺麗でした。

ドアを開けて乗り込むとレカロ製バケットシートがホールド感ありました。

身体をシッカリとサポートしてくれるので、インフォメーションを感じやすいのは勿論、疲労感も少ないはずです。

以前、レカロシートを使用していたことがありますが、長距離でも腰への負担が少なかったのは流石だなと思いました。ただ、自分の身体に合ってないと逆に負担増になるので、実際に着座してみることをオススメします。

また、目線はかなり低めな方だと思います。

シンプルな車内はスポーティーな印象を受けます。

左側にあるスタートスイッチを押すと、ヤル気にさせる排気音が聴こえてきます。

結構な音量なのですが、こちらは任意でマフラーのバルブを開閉させることが可能なので、静かにすることで住宅街の走行も気にすることなく済みそうです。

電動パーキングブレーキが採用されているので、シフトをドライブに入れてアクセルを軽く踏めば走り出せます。

走り出して感じたのは、サスペンションの硬さです。

かなりスポーティーなセッティングに振られているなと感じました。

それと同時にボディー剛性の高さも感じて、硬めなサスペンションをシッカリと受け止めて動かせている印象で、乗り心地が悪いとは感じませんでした。

コーナーリングもスーと曲がってくれて、さらに4 コントロールが採用されていて、後輪も舵が切れるので低速時では車格以上に小回りが効き、取り回しに優れています。
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R.S. ドライブでドライブモードを切り替えることが出来て、アクセルのレスポンスが良くなり、排気音もスポーティーなサウンドになります。

一般道での試乗なのでアクセルを踏み込むようなことは出来ませんでしたが、少しアクセルを踏んでみると一瞬で世界が変わりそうな片鱗を感じることが出来ました。

エンジンブレーキもよく効き、電子制御 6速 ATですがマニュアル感覚でドライブすることが出来たし、エンジンブレーキ時には「パラッ、パラッ…」と聴こえてくるのが心地よいです。

お店に戻ってきてから、車両の各部を拝見させてもらいました。
 

2.メガーヌ R.S. トロフィー EDC



特別塗装色のジョン シリウス Mが鮮やかで、低く抑えられたルーフと相まってスポーティーな印象を受けます。
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車両価格は4,990,000円です。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=4,410mm×1,875mm×1,435mmホイールベースが2,670mmです。

実際に見た感想は、大き過ぎず運転しやすそうなクルマだなといことです。

個性的なヘッドランプが目を惹くフロントマスクは、F1 タイプエアインテークブレードにTROPHYのロゴがスポーティーさを演出しています。
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サイドもハッキリと入ったプレスラインで躍動感ある見た目になっています。
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フロントフェンダーにはエンジンルーム内の熱を逃すエアアウトレットが装備されていて、実戦で培われて技術が生かされています。
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リアはフェンダーの膨らみと、横方向へ長いリアランプでワイド感があります。
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リアランプはフロント同様にデイライト機能を備えています。
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リアバンパー下部は大型のディフューザー形状になっていて見た目にもカッコイイですし、高速安定性にも貢献してくれるはずです。
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以前所有していたセリカにディフューザーを装着していましたが、見た目の迫力は勿論、高速走行時の安定感も増していました。

センター出しのマフラーが迫力あります。
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中を覗くと2本出しになっていて、左側のマフラーにバルブがついていて、そのバルブが開閉して音量や抜けを調整してくれています。
 
足回りは専用19インチアロイホイールで、レッドインサートが目を惹きます。 
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奥には真っ赤なブレンボ製ブレーキキャリパーが存在感を放っています。
 

3.シンプルでいいが気になる部分も



インテリアは、いたってシンプルです。
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最近のクルマはスイッチだらけでゴチャゴチャしがちですが、シンプルなインテリアはスッキリしていてスポーティーでもあります。
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シンプルな中にステッチなど随所にレッドカラーが使われていて、気分が高まります。

シートは専用レカロ製バケットシートでアルカンターラが使われていて質感もよく、サイドサポートもシッカリしていて座った時の納まりもいいです。
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ただ、ボディーのサイドシェルが幅があることも加わって、乗り降りする際にかなりズボン裾がボディーに触れてしまい、汚れにくいような構造にはなっていますが、少し気になるところです。
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ステアリングも専用品でナパレザー/アルカンターラが採用されています。
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上部にはレッドラインが配されていてモータースポーツのDNAを感じます。

スポーツモデルですが後席もエアダクトがあったりと十分に使えそうです。
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168cmのシートポジションに合わせて、窮屈さは感じませんでした。
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ラゲッジスペースも買い物から旅行まで使えるスペースを確保出来ています。

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4.普段使いからサーキット走行まで楽しめる



スポーツ走行を支える様々な技術が注ぎ込まれていますが、一般的な試乗では体感できないのも事実です。

サーキットで走らせると体感できるんだろうなと思います。
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スポーツ性能以外にも、運転支援システムも装備されています。

自動で車庫入れをサポートしてくれるイージーパーキングアシストや、危険を回避出来ないと判断した場合には自動ブレーキが作動するエマージェンシーブレーキサポートなどがあります。
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物凄いポテンシャルですが運転支援まで行ってくれて、普段使いからサーキット走行まで幅広く楽しめるクルマです。


5.ルノー良かった



初ルノーでメガーヌ R.S. トロフィー EDCを試乗してみたのですが、とても印象が良かったです。
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モータースポーツ直系の走りは一般道でも楽しさを感じましたし、今回は試せていませんが高速走行も素晴らしいんだろうなと思います。

そこはニュルブルクリンクで鍛えられ、そして記録として残っている歴史が証明してくれています。

ルノー徳島さんの雰囲気もよく、居心地よかったです。

車両の説明も丁寧にしてくれて、撮影もしやすい位置まで車両移動してくれたり有り難かったです。 

徳島県でルノーが気になっている方は、是非、足を運んでみて下さい。


 

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