新型ハリアーのハイブリッドGの2WDは走りも高級感あり

営業さんの都合が悪く、改めて試乗する予定にしていたのですが、考えれば考えるほど気になる存在…

やはり早い方がいいという気持ちが抑えられず、結局、自分の都合のいい日に試乗することに(笑)

今回試乗したのは、以前に大雨の中見させてもらった新型ハリアーで、ハイブリッド車の中間グレードG、2WDの車両です。



プラットフォームをRAV4と共通し、さらにパワーユニットも共通の新型ハリアーですが、ハリアーらしい高級感ある走りになっているのでしょうか?!

今回試乗させていただいたのは、ネッツトヨタ吉野川店さんです。
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▼ハリアー ハイブリッドG 2WD



今回試乗したのハリアーGハイブリッド/2WDです。
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ボディーカラーがダークブルーマイカ、インテリアカラーがブラック、シート表皮がファブリック+合成皮革でした。

カタログだとダークブルーマイカはかなり青に見えますが、実際に見た感じは紫に近いように見えたり、日陰だとかなり黒に見えたり不思議なカラーでした。
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Gなので足回りは、225/60R1818インチアルミホイール切削光輝+ダークグレーメタリック塗装のものが装着されていますが、意外とこのデザインが新型ハリアーの中で1番カッコイイように個人的に思います。

ある程度のタイヤの肉厚感もあって、これくらいの方がSUVの雰囲気が出てるように感じます。

価格が4,000,000円とキリのいい数字です。

新型ハリアーのハイブリッドG/2WDの詳細をまとめたものが下記です。


主要諸元表
ハイブリッド車 2WD G
重量・性能 車両重量 1,650kg
最小回転半径 5.5m
燃費(WLTCモード) 22.3km/L
寸法 全長×全幅×全高 4,740×1,855×1,660mm
ホイールベース 2,690mm
エンジン 総排気量 2,487L
種類 直列4気筒
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
最大出力 178PS/5,700rpm
最大トルク 22.5kgf・m/3,600~5,200rpm
燃料タンク容量 55L
走行装置 サスペンション(フロント/リヤ) マクファーソンストラット/ダブルウィッシュボーン
トランスミッション 電気式無段変速機
モーター 最高出力 120PS
最大トルク 20.6kgf・m
種類 リチウムイオン電池
容量 3.7Ah

数値的にはこのような感じですが、数字だけ見てもわかりにくいと思いますので、実際に試乗したレビューを紹介していきます。

今回の試乗は、平坦な直進路を往復約3km走るコースでした。


▼2.5Lハイブリッドシステム



新型ハリアーの運転席はパワーシートになっているので、電動で細かな位置調整がしやすいです。
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エンジンスタートはセンターコンソール側に配置されていますが、すごい取ってつけたみたいな位置にあります。
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以前は、トヨタは右側、レクサスは左側にあったエンジンスタートスイッチで、左側にある方がシフトへの操作がスムーズで良いというポイントがありましたが、トヨタ車もどんどん良くなっていますね。

エンジンスタートしてもハイブリッドなのでいたって静かです。
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シフトをDに入れてゆっくり発進していきますが、モーターでの発進はスムーズでなんのストレスもありませんし、法定速度域までの加速もモタツキもなく流石2.5L +モーターです。
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加速感は今回の試乗では体感できませんでしたが、スペックと今までの経験から予想するに、問題なく加速してくれると思います。

ブレーキは普通に効きますし、むしろハイブリッドなので効く部類に入りますが、普段乗っているCーHRのハイブリッドと比べると若干効きが弱いかなと感じましたが、おそらく車両重量の差から感じるものだと思います。
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▼TNGA



柔らかすぎず、硬すぎないサスペンションは乗り心地も良かったです。
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RAV4と共通するプラットフォームはTNGAが採用されていて、軽量かつ高剛性ボディーを実現しています。

うちのC-HRはGR SPORTで19インチアルミホイールと専用サスペンションチューニングで、割と硬めな乗り心地になっていますが、それと比べると新型ハリアーはシッカリしていながら不快な突き上げもなく快適です。

試乗車のGは18インチアルミホイールでタイヤの厚みもあるので、その影響で乗り心地も向上していると思われます。

ステアフィールは剛性感があるという感じではありませんが、自然な感触な印象でした。

交差点を曲がる程度の操作なので、素人の自分には正直細かなところまではわかりませんが、違和感などは感じなかったし、車体の大きさは若干気になるものの運転はしやすかったです。

▼前後方録画機能付きデジタルインナーミラー



新型ハリアーにはGおよびGレザーパッケージ、ZおよびZレザーパッケージには標準でデジタルインナーミラーが採用されています。
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車外のカメラ映像を映し出すので、後席に人が乗っていたり、大きな荷物を積んでいても後方の確認がしやすくなるメリットがあります。

その反面、映像なので立体感というか奥行き感がなく、距離感を掴むのが分かりにくいというデメリットもあります。

慣れれば問題ないと思いますが、しばらくは違和感があると思います。

実際、試乗中も分かりにくいので、サイドミラーで確認していました。

どうしても見難いという時は、通常のミラーにも切り替えが可能なのになっているので安心です。

ただ、新型ハリアーのデジタルインナーミラーの最大の魅力は、前後方録画機能付ということです。

昨今、ドライブレコーダーの需要が高まっている中、新型ハリアーはエントリーモデルのS以外は標準装備でドライブレコーダーもついてくるようなものなので、かなり魅力的です。

Sは防眩ミラーが標準装備ですが、メーカーオプションでデジタルインナーミラーが用意されているので、実質、全グレードに装着可能なものになっています。

その他、予防安全装備はサポカーS<ワイド>が全車採用されていて、5つの先進機能(ぶつからない、高速道路のクルージング、ついていく、夜間の見やすさ、標識の見逃し防止)で事故が起こりやすい状況でドライバーをサポートしてくれます。
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安全装備は後ずけが困難ですし、新型ハリアーに採用されている予防安全装備は最新のものなので、満足度も高いはずです。

GはITS Connectとリヤクロストラフィックオートブレーキ+ブラインドスポットモニターがメーカーオプションで、パノラミックビューモニターに関しては装着不可です。

上記を考えると、リヤクロストラフィックオートブレーキ+ブラインドスポットモニターとパノラミックビューモニターが標準装備のZおよびZレザーパッケージが選択肢としてはいいのかなと感じます。


▼高級感ある走り



新型ハリアーを初試乗して、とても好印象でした。
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見た目が良く、新しいプラットフォームとパワーユニットの組み合わせで、今回試乗したハイブリッドの2WDの走りは高級感あるものになっていました。

ハイブリッドの1番魅力的な部分の燃費も2WDなら、WLTCモードで22.3km/Lとハリアーの車体サイズを考えるとかなり優秀です。

僕のC-HRの体験談から考えると、市街地モードより良い燃費が出ているので、ハリアーの市街地モード19.5km/Lくらいは出ると思うので、あまりガソリン代を気にせずにドライブ出来るのは嬉しいです。

燃費だけはなく、重厚感としなやかさの両立された足回りと、力強い走りで快適なドライブを楽しめます。
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